こんにちは!リカ(@rika3hakase)です。
「本読みたいけど眠くなって全然進まない…」
「文字を追ってても頭に入ってこなくて眠くなるだけ…」
「通勤中に本を開いてもいつの間にか眠ってる…」
こんなお悩みを持っているかたのために、2つの原因とその対策をまとめました。
以前のワタシが同じ悩みを抱えており、年の読書は1ー2冊程度。
しかし、こちらの内容を実践して、昨年は年に200冊も読めるようになりました。
本を読みたいと思っていた理由は、
「ビジネス本で勉強して会社で昇進したい」
「部下からの相談にもいい感じで応えて信頼されたい」
というものでした。
50冊読んだくらいの頃には、会社で昇進もしましたし、部下からの相談もかなり増え、前より信頼されるようになりました。
本は1冊たったの1,000円ちょっとですが、人生を大きく変えます。
なので、読書をしたいけど進まないという方のために、読書で眠くなる原因と対策をまとめました。
Contents
原因その1:「読む」が向いてる人と「聴く」が向いてる人がいる
物事を認知する方法は、視覚や聴覚がありますが、人によって得意・不得意があるそうです。
そもそも努力が足りないのではなく、根本的な適正の問題かもしれません。
『医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン』
(本田真美/光文社)という本から一部を抜粋します。
視覚優位者
(1)写真タイプ:写真や絵など二次元で考える(2)三次元映像タイプ:空間や時間軸を使って三次元で考える
言語優位者
(3)言語映像タイプ:文字や文章を「映像化」して考える(4)言語抽象タイプ:文字や文章を「図式化」して考える
聴覚優位者
(5)聴覚言語タイプ:文字や文章を音として情報処理する(6)聴覚&音タイプ:音色や音階など音楽的イメージを脳に入力する
要するに、本の情報を文字を読んだほうが理解しやすい人と音で聞いたほうが理解しやすい人に分かれます。
この本では、35の質問に答えることで、自分の認知特性が分かるようになっています。
本を読むのがそもそも辛い方は、「聴覚優位者タイプ」かも知れません。
テストをしなくても、今すでに「活字を追うのがしんどいな」
「すぐ眠くなるな」という方は、「耳で聴く読書」がおすすめです。
対策:本は読まずに聴けばいい
本を耳で聴くようになってから眠くなることもなく、飛躍的に読書量が増えました。
読んでもすぐ眠くなるという場合は、耳で聴く読書方法を試してみましょう。
これからの方法で、ワタシは年間200冊も読めるようになりました。
方法は以下の3つです。
ポイント
1.AmazonのKindleアプリで「読み上げ機能」を使う
2.KindleFireHDタブレットで「読み上げ機能」を使う
3.Amazonオーディブルのオーディオブックを購入する
詳しくはコチラの記事に解説しています。
試してみる方は、参考にしてみて下さい。
3つの方法それぞれのメリット・デメリットもまとめています。
原因その2:読みたい本が難しすぎる
レベルが高い本の方が、学ぶことが多いような気がしてしまいます。
しかし、読書は思った以上に脳に対して負荷がかかります。
なので、一般的に最も理解が進むのは、すでに知っている事が7−8割、新しく知る事が2−3割程度の本だと言われています。
DaiGoさんの読書術の本では、知っていること8割:新しい事2割が適切と書かれています。
それでもこの本を読みたい!という場合、
1.教科書的な本をまず読んで、知識や語彙を増やす
2.何回も繰り返し聞き流す
という対策ができます。
対策1:教科書的な本で分野の知識・語彙を身につける
英会話や英語の文章を読む場合でも、3割以上分からない単語が出てくると分からなくなるそうです。
知らない言葉の影響は思ったより大きいのです。
なので、日本語でも同じように、知らない単語がいくつも出てくると、理解して読みすすめることは非常に難しくなります。
DaiGoさんの読書術の本でも紹介されてますが、まずは、教科書のような入門書を読むのがおすすめです。
読書初心者のときに、「他の本を理解する上でとても役にたった!」という2冊を紹介します。
内容がめちゃくちゃ濃いのに、本当に理解しやすくて驚きました。
他の自己啓発本や哲学書で前提にされてることがカンタンに理解できます。
Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法
心理学の法則が52個解説されています。
他の本でもよく登場する法則が多いので、目次を見ても知らないのばっかりだわ、という人は読んでおいた方が良いです。
対策2:よく分からない本は、繰り返し「聴く」
「入門書とか読んでたら、いつまで経っても読みたい本にたどり着かない…」
「今すぐ、少しでもいいから知識を活かしたい…」
そういう場合、とにかく読んで分かる部分だけ理解するという方法もあります。
その場合は「聞き流す」のが有効です。
分からない内容を文字で追うとやはり眠たくなりやすいので、通勤中や家事をしながら、食事をしながらなど、何かをしながら眠たくならないように繰り返し聴くのです。
ワタシも難しい本や、スキルをマスターしたい本は何度も聴きますが、10回聴いても新しい気付きがあって驚きです。笑
理解したと思っていても忘れるし、間違って覚えてたりもします。
繰り返し聴いて良かったなと思う本を紹介します。
文章を書く際に常に気にかけるべきことが解説してあります。
最後の章にテクニックが5つまとまっているので、
そこを中心に文章を書く前に繰り返し聴いています。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 ハンス・ロスリングら著
ついつい人が陥りがちな思い込みについて書かれています。
聞き返す度に、これも思い込みだったな〜という事象があります。
著者の人となりが素晴らしく、聴き終わるといつも心安らかになる良書です。
この2冊はAmazonオーディブルで購入したオーディオブックを繰り返し聴いています。
オーディオブックとは、本の文章をプロの朗読師(もしくは著者本人)によって読み上げられた音声が収録された本です。
アメリカなどでは一般的な本の形態だそうです。
Amazonオーディブルは最初の1冊を無料で購入出来るので、試しに本格的なオーディオブックを手に入れたいという方には特におすすめです。
オーディブルとそれ以外の方法については、コチラの記事にまとめています。
それぞれのメリット・デメリットもまとめています。
読書をするかどうかで、人生は大きく変わります。
昇進したい、部下から信頼されたい、という動機から「聴く読書」で年200冊の本を読むことができ、目的も達成されちゃいました。
さらに今では…
会社を辞めて、在宅で仕事をしています。
読書によって望む生き方が明確になり、今では嫌なことぜんぶ辞めて、好きなことを生活の主軸にできています。
読書をして、ワタシの人生が見つかりました。
皆さんも、読書によってこれまでにない変化が人生に訪れると思います。
もし、読んでよかったよ!という本がありましたら、コメント欄で教えて下さい。
それでは、最後までお読みくださりありがとうございました。
また他の記事でお会いできるのを楽しみにしています(人´∀`).☆.。.:*・゚
リカ